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マンションや賃貸でネズミが出た場合、「費用は誰が払うの?」「管理会社に言えばいい?」と混乱する方が多いです。責任の所在を正しく把握したうえで、迅速に行動することが大切です。放置して被害が拡大すると、後の交渉も不利になります。この記事では施設管理の経験をもとに、マンション・賃貸でのネズミ問題の正しい対処手順を解説します。
マンション・賃貸のネズミ:責任の基本的な考え方
ネズミ被害の責任は発生場所と原因によって異なります。共用部分(廊下・エントランス・駐車場・エレベーターホール)でのネズミ被害は、管理組合・管理会社が対処する責任があります。建物の構造的な欠陥(基礎の亀裂・配管の隙間など)からの侵入はオーナー・管理会社の責任とされるケースが多いです。一方、入居者の不衛生な生活(食品の放置・ゴミの不適切な管理など)が原因でネズミを引き寄せた場合は入居者の責任になることがあります。専有部分内での発生で原因が不明な場合は、交渉によって責任を決めることになります。ただし実際には「どちらの責任か」が曖昧なケースも多く、入居者と管理会社の間でトラブルになりがちです。重要なのは、責任の所在を決める前にまず管理会社に連絡して状況を共有することです。
まず管理会社に連絡する:正しい手順
ネズミを発見したらまず管理会社または管理組合に連絡してください。その際に大切なのは、記録を残すことです。電話だけでなく、メールや書面で連絡することをおすすめします。口頭のみの連絡はトラブルになった際に不利になります。連絡内容には発見した日時・場所・状況・フンや足跡などの証拠(写真が望ましい)を含めてください。管理会社に連絡後は対応の期限を確認してください。「なるべく早く」といった曖昧な返事ではなく「○日までに対応します」と具体的な期日を確認することが重要です。管理会社の対応が遅かったり「入居者の問題」と言われた場合は、消費者センターや宅地建物取引業者への相談も選択肢に入れてください。
管理会社の対応が遅い場合
管理会社への連絡後、1週間以上対応がない・「入居者の問題」と言われた場合は、自分で業者を手配することも検討してください。その際、事前に管理会社に「対応がない場合は自分で手配し、費用の精算を求める」旨を書面で伝えておくと、後の交渉が有利になります。業者に依頼する前に費用の見積もりを取り、管理会社に提示して費用負担の確認を取ることをおすすめします。なお、被害が深刻で健康・安全に関わる場合は、管理会社の対応を待たずに自分で業者を手配することが優先されます。その場合も事前に管理会社への連絡記録を残しておいてください。
よくある質問
「管理会社が動いてくれない場合どうする?」という質問がよくあります。まず書面で再度依頼し、それでも動かない場合は行政(市区町村の相談窓口)や消費生活センターに相談することができます。「自分で業者を呼んだ費用は請求できるか?」については、管理会社の責任が認められる場合は請求できる可能性があります。事前に費用の記録・請求書・管理会社への連絡記録を保管しておいてください。「引越しで解決できるか?」については、建物全体の問題である場合は引越し先でも同じ問題が起きる可能性があります。まず原因を特定・解決することをおすすめします。
管理会社待ちで被害が拡大する前に、まず無料相談を
まとめ
- 共用部・構造的欠陥からの侵入はオーナー・管理会社の責任が原則
- まず管理会社にメールや書面で記録を残して連絡する
- 対応が遅い場合は書面で再通知し、それでも動かなければ自分で業者手配も検討
- 費用精算のために事前に管理会社との合意・記録が重要
- 放置して被害が拡大すると交渉が不利になる
待っている間にも被害は広がります
管理会社が動いてくれない場合の対処法
1週間以上対応がない場合は書面で再度依頼し期限を明記してください。それでも動かない場合は消費生活センター(188番)に相談できます。費用が発生した場合は業者領収書・管理会社との連絡記録・見積書を保管してください。
Q. マンションの高層階でもネズミは出ますか?
クマネズミは壁や配管を伝って高層階まで移動できます。10階以上でも被害事例があります。
Q. 賃貸でネズミ被害は引越しの正当理由になりますか?
深刻なネズミ被害で居住困難な場合、契約解除の正当理由になる可能性があります。証拠の記録を保管してください。

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